人間ドックで脂質異常症やがん等病気を発見し治療を行う

汗の量を調整

エクリン汗腺からの異常な汗

会議でのプレゼンテーション、結婚式での挨拶など大勢の人の前で話さなければならない緊張する場面で、大量に汗を掻いてしまうことがあります。人は緊張すると自律神経が乱れて交感神経が敏感になるため、汗を掻くこと自体は普通のことです。人より多く汗を掻いていると不安に感じることで、更に多く汗を掻いてしまい悪循環となるのが多汗症です。 背中や手のひら、足の裏などからサラサラとしたエクリン汗腺からの汗が多く出ることが多く、加齢臭やわきがなどの原因となるアポクリン汗腺からの汗ではないため、汗を掻いたらこまめに拭きとるなどすれば臭いません。 多汗症の症状で手のひらから滴り落ちるくらい汗が出るなど、日常生活に支障がでる場合は、いちど皮膚科や精神科、心療内科などを受診してみることをおすすめします。

原因と改善法について

多汗症の原因として、緊張で交感神経が敏感になることのほかに、甲状腺機能亢進症や褐色細胞腫などの病気が原因となる場合があります。また、女性特有の更年期世代では、女性ホルモンの減少により発汗を抑制するエストロゲンが減ることで、多汗症の症状が出る場合があります。 多汗症の改善策として、食べるものに気をつけたり、市販の制汗剤などを利用するなど、セルフケアをしてもなかなか改善されない場合は、医療機関での治療を考えましょう。精神安定剤や抗安定剤での薬物療法や心の不安を取り除くカウンセリングなどがあります。 それでも多汗症の症状が改善されなければ、交感神経をブロックする手術という方法もあります。注意点は、胸部交感神経を遮断することで手のひらや足の裏の汗を止めるため、他の箇所から汗が出てしまうことです。ワキの下の汗の場合、ボトックス注射での治療も可能です。 まずは医療機関を受診し、自分に合った治療法を見つけましょう。